2014年 03月 19日
2014,03,18 (火) 春の小川
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天気: 晴れ
気温: 20℃(12:00)
水温: 未計測
風 : 強風
時間: 11:00~14:00
制作中の新しい竹竿も残すはネーム入れと塗装だけなので、早く仕上げてしまいたいのだけれど
昨日の忍野の釣りが少し消化不良気味だったので、連休の翌日に近所の川に行ってみることに・・・
川に到着すると既に釣り人が1人おります。
そして流れの中にはおびただしい数の黒い魚影が・・・
そうです。
マルタウグイが遡上してきているのです。
釣り人は浅瀬でバシャバシャやっている群れを狙っているようです。
釣りの準備を終え河原に降り立ちます。
先行の釣り人の下流側に入らせてもらい釣り始めます。
それにしても今日は風が強くキャスティングに苦労します。
余計なフォルスキャストはトラブルの元になるので、ピックアップからすぐにシュートを繰り返します。
数投で最初の1匹がフッキングします。
掛かった瞬間一気にダッシュされロッドがバットから弧を描きます。
強烈な引きにスレじゃないよね?と疑いながらリールにラインを巻き取って行くとようやく魚体の全体が確認できます。フライは口にガッチリ掛かっていることを確認してから安心してランディング。^^
確か去年はマルタ釣りに来てなかったから2年ぶりにマルタとご対~面~であります。
同じポイントで腕が痛くなるほどマルタを掛けてから下流に移動。
途中の瀬にはあまりマルタが入っておりませんでしたが、その下の瀬からプールにかけて魚影がいっぱい。^^
そこでもひと通りマルタのファイトを堪能したあとはマルタウォッチングです。
1時間ほどマルタの行動を観察していて分かったことは、定位しているマルタが急にバシャバシャし始めるタイミング?です。
複数のマルタが横1列に並んでいるのですが、その間隔が小さくなり互いに身を寄せ合う(ひしめき合う?)ようになってくると横一線に並んでいるマルタが一斉に数十センチ上流に猛ダッシュします。
その時に尾びれが水面に大きく出ていたり、頭をのけぞらせて水面から大きく顔を出したりします。
それも横一線で。
それは、おそらく産卵の行動なのだと思います。
互いに身を寄せ魚体を震わせながら力強く尾びれで水を掻いて(砂利を掻いて?)産卵した卵に砂利をかけているのだと思います。とても興味深い光景で見ていて飽きません。^^
同じことを毎年繰り返し命を繋いでいるのですね。
身近な川でこのような光景が観察できるのは、とても貴重なことだと思います。
来年も元気にこの川に遡ってくることを楽しみしてます。
できればもう1回くらいココへ釣りに来たいな。(笑)
今日は風が強いと思っていたら春1番だったみたいです。^^
by ichi_nobu
| 2014-03-19 23:00
| 【2014年 釣行記】