2010年 06月 01日
2010,06,01 (火) 富士川水系 K川支流
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天気: 晴れ時々曇り
気温: 15℃(10:00)⇒18℃(18:00)
水温: 9.0℃(10:00)⇒10.5℃(12:00)
風 :少し
時間: 10:00~17:30
先週釣りに行ってないので今週は釣りに行きたい・・・でも、天気予報ではあまり天気が芳しくない・・・
山梨、長野方面は何処も大差なく午後から雨みたいだし、栃木も大して変わらないみたい・・・
何処に行こうかさんざん迷った末に比較的降水確率が低く、あまり歩かなくてもいい渓を目指すことにする。
選んだ渓は春先に行った新規開拓の山岳渓流ですが、やはり気になるのは前日降っていた雨の影響・・・どうやら明け方まで降っていたようで目的地に向かう道路がまだ乾ききっていない状況に不安が募ります。。。。
本流筋から支流に向かうと春に訪れたときには閉ざされていたゲートも開いており、入渓点まで歩くこともなく車を乗り入れることができます。なので前回退渓した場所よりも更に上流に行ってみましょう。^^
本流筋は雪代の影響が残っていた春先よりも水量が多いように感じましたが、支流の方も相変わらず細い流れのままですがやはり水が多いように思えます。既に10:00近くになっていることもあり、渓に降りてみると様々な虫が飛び交っており、渓全体に生命感が溢れている感じです。肝心の渓魚の方も生命感が溢れてくれていることを願うばかりです。^^;
#14のパラシュートを結んで釣り上がりますが、前回よりも上流部であることから藪がうるさくて非常に釣り辛いです。おまけに緑が濃くなり枝葉も多い^^;
それでも、水深がある流れの緩いポイントでは3寸から6寸くらいのイワナが果敢にフライにアタックしてくれます。前回来た時は、アマゴばかりが釣れたのに今回はイワナばかりです。一応アマゴのポイントにもフライは流しているのですが・・・
それにしても今回の区間はやたらと堰堤があり少し釣っては堰堤。巻いてまた少し釣っては堰堤・・・・源流部に近い場所で釣っているにも係わらずこの連続の堰堤って・・・どの堰堤も比較的巻くのは容易なので苦にはなりませんが、果たしてこんなにも多くの堰堤が本当に必要なのでしょうか?
いったい幾つの堰堤を越えてきたのでしょう?ほとんどの堰堤では、水量が多いために水面が白泡で荒れていてポイントらしいポイントが消失してしまっていますが、とある堰堤下で30cm四方くらいのフラットな水面で白泡が漂っています・・・堰堤の下が少しエグレているイカニモ!っていうポイントです。でもココまでそんなイカニモ!ってポイントからは5~6寸ばかりが飛び出してきていたので、あまり期待せずにフラットな水面にフライをステイさせてみることにします。
フライが着水してから3秒ほどでフライが小さく吸い込まれます。こんな出方をするヤツは案外良いサイズだったりするので、慎重にロッドを立てると。今日イチの引きでロッドが絞り込まれます。下流の瀬に入られると倒木にティペットが絡まりそこで終わってしまうので、魚と倒木の間に立ち位置を移動し下流側に逃げてこられないようにしっかりガードしてからランディングの体制に入ります。
ネットを覗き込むとこの渓ではクジラ級(笑)の8寸を超えた体色の濃いイワナが収まっております。やっとネットを使うサイズが出てくれたよ・・・それにしてもやっぱりこのサイズも居たのね♪^^
更にいくつもの堰堤を越え上流に向かうと魚影が濃くなってきたのか?はたまた時間が良くなってきたのか?釣れるサイズも数も少しだけ上がってきているようです。上がったと云ってもサイズは6~7寸くらいでしょうか?(1寸ほどサイズが上がっとります^^;)反応も上々です。^^
ハッチの方もミドリカワゲラやオナシカワゲラ、小型のカディス、メイフライと賑やかになってきております。
午後からは雨の予報でしたが、天気も何とか持ってくれてはおりますが、川通しの退渓になるかも知れないと思うと越えてきた堰堤の数を考えるだけでウンザリ致します。。。。そろそろ引き揚げ時かと思っていたところでまた堰堤の出現です。^^;
堰堤の少し手前のポイントが気になり落ち込みの上からフライを投じてみるとこれまた小さくフライが吸い込まれます。アワセを入れるとずっしりとした重量感がロッドを通して伝わってきますが落ち込みの上から釣っているし下流側は倒木で塞がれているしで、下に回り込めそうにありません・・・困った・・・どうやってランディングしようか?何も考えて無かった・・・(汗)
ティペットは7xなので抜き上げるのは無理そう・・・・でもネットを差し出してもとても届きそうに無い・・・・え~い!ココは思い切って抜き上げちゃおう!!
て、ことでロッドのしなりをうまく利用してなるべくティペットに負担がかからないように一気に抜き上げ落ち込みの上の流れにイワナを着水させます。どうにかティペットは無事でひとつ上の流れで無事ランディング。ふぅ・・・焦った。。。^^;
ネットを覗くと・・・おおっ!結構良いサイズだ~!^^
どう見ても尺はなさそうだけど、計測してみると28cmと9寸強♪へぇ~こんなところに9寸超えも居るんだぁ~(嬉)
その後、堰堤下で7寸を釣ったところで退渓ルートを探ります。
堰堤を越えてくる途中で右岸側に仙道のようなものが見えたのでとりあえず斜面をよじ登ってみると、どうにか歩けそうです。かすかな踏み跡を辿ってどうにか駐車場所まで戻って来られました。めでたし、めでたし^^
時間は15:00少し前・・・これからどうしよう?
時間も早いのでもうすこし林道を上がって上流部や他の枝沢も見ておくか?ってことで林道を行ったり来たりしながらあちこち見て廻るものの源流部はこんな所まで河川工事やる意味あるの?ってくらいの酷い状態になっておりました。
あれでは川が死んでしまう。。。。
気を取り直して一気に林道を下り前回来たときに少しだけ釣りした本流筋を釣ることにします。
16:00 再入渓です。朝通りすがりに見た時にはかなり増水していましたが、そろそろ水も引く頃かなと?ところが、青白い水がガンガンに流れる光景を目の当たりにすると、じぇんじぇん引いてるようには見えまっしぇん!(涙)
惜しいなぁ、渓相や水の綺麗さは抜群なんだけどなぁ・・・せっかくだから少し釣ってみますか?
増水時の避難場所的なポイントに絞って釣り上がって行きますが、中々反応が得られません。
ココも前回はアマゴが釣れたのですが、今回はアマゴを狙うべきなのか?それともイワナ狙いなのか?どちらにしてもフライを流せる水面が限られているので全部狙いで叩いてみましょう!
それにしても、この流れでの渡渉は正直ビビリまくりであり鱒。^^;
幸い雪代が続いていた為なのかどうだか判りませんが、水中の岩にほとんど苔が着いていないので水中でもラバーソールがしっかりグリップしてくれるのが救いです。
とある大岩の下流側にできている浅い巻きにフライを漂わせ大岩のオーバーハングにフライが流れ込むとスポッとフライが吸い込まれます。フッキングと同時に怒涛の如く流れる流芯に入られ20mほど下流まで引き摺られ?て何とかランディングに成功です。^^
ココでもやはりアマゴでは無く8寸弱の少し白っぽいイワナです。
ここからキッパリとイワナ狙いに的を絞りますが、その後反応を得ることは出来ませんでした。。。
なので今日は渓の畔で持参したおやつを頂いてから納竿といたします。
ちなみに今日のおやつは3寸弱のたい焼きであり鱒。(笑)
今日は天気が心配で当初行きたかった渓は断念したのですが、雨にも降られず結果はそこそこ満足できる釣行となりました。
今日釣りした渓も平水の時にまた来てみたいと思います。^^
by ichi_nobu
| 2010-06-01 00:00
| 釣行記