2013年 08月 23日
2013,08,11 (日) 南アルプスの渓
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天気: 晴れ
気温: 未計測
水温: 15.5℃
風 : 午後から少し
時間: 9:00~14:30
10日の夕方から夏休みの恒例となっている南アルプスに向け出発です。
日付が変わらぬ内に現地の車止めに到着するよう出発したつもりでしたが、渋滞こそ無いもののお盆の帰省で車が多く車止めに到着する頃には日付が変わっておりました。^^;
ココの車止めは、かなり大きなスペースなのですが既に満車状態です・・・何とか駐車スペースを見つけて数時間の仮眠をとることに・・・
携帯のアラームが鳴る前に周囲の登山者が出発の準備をしている物音で目覚めると既に何人かの登山者が大きな荷物を背負って歩き始めています。^^;
朝食用に買っていたパンをお茶で流し込み慌しく出発の準備に取り掛かります。
準備が整い忘れ物が無いか入念に点検し大勢の登山者に紛れて出発します。^^
ベースとなる場所に到着する頃にはすっかり陽も高くなっていて、高所といっても焼け付くような陽射しが肌を焦がします。
もっと涼しいと予想していたのですが、正直暑いです。^^;
2日目に予定している溪はかなりの歩きが必要であり長時間の山歩きを湿ったウェットゲーターで歩く気にならないこともあり、
1日目はウェーダーを履いて(ウエットゲーターは温存して?)近場の溪に繰り出します。
近場といっても溪に辿り着く頃には既に大汗の状態・・・^^;
溪に降り立ちしばし木陰で休憩。木陰は涼しく実に快適であり、やはり暑いと言っても街中の暑さとは質が違うことを実感。
目の前の流れは相変わらずクリアな流れですが、かなりの渇水に見えます。
釣り支度をして入溪点から50mほど下の流れから釣り始めてみます。
瀬の小さなスポットからフライに反応がありましたが、残念ながらフッキングせず・・・・
再び同じ流れをトレースしてみますが、2回目の反応はありませんでした。。。。
本命と思えるプールやココには居るだろうと思える巻き返しなどからは反応が無く、どちらかというと比較的流速がある場所から反応があります。
しかし、反応があっても中々フッキングに至りません・・・フライへの出方もまるでスレてるアマゴみたいな出方です。^^;
こりゃ相当釣り人に苛められてるな・・・
まぁ、河原には釣り人らしき足跡が沢山あるので、釣り人の多さは容易に想像がつきますが、、、、
山奥に来てものんびりしたイワナ相手に釣りができないのは少し寂しい気もしますが、この美溪の中でフライロッドを振っているだけで十分癒されます。
苦労してようやく釣り上げたイワナは8寸には少し足りないサイズで、かなりニッコウイワナの血が濃いと思われる個体ですが、この溪のイワナに1年ぶりに再会できました。(実は釣行記にアップしてないだけで昨年も来ておりました^^;)
その後も南アルプスらしい赤い石(ラジオラリヤ)が多い美しい流れが続きますが、イワナの方は7寸前後がポツリ・・・ポツリと釣れるだけです。最大サイズでも8寸てところでしょうか?^^;
時々ヤマトイワナと思える個体も釣れますが、ほとんどニッコウイワナのタイプが占めている感じです。この溪も遥か上流に行ければ純粋なヤマトイワナが釣れるんだろうなぁ~・・・もっとも自分の技術ではそこまで遡行できませんけど・・・^^;
上空が木々に覆われた薄暗いゴルジュに行き当たります。水が少ないので越そうと思えば越せそうですし、高巻きができない分けでもないけど、初日は無理せずここらで引きあげることにします。ちょうど昼過ぎになっているので流れを眺めながら木陰での昼食後に釣り上がってきた溪を降ります。
入溪点より更に下を少し釣ってみようと釣り始めると下流側に釣り人の姿が見えます。
近づいていき挨拶を交わし状況など尋ねると、かなり下流側から釣り上がってきたとのことです。釣果の方はイワナはサイズの小さなのばかりだったようですが、型の良いアマゴが釣れたとのことで羨ましい限りです。
ここから上流は朝から自分が釣ってしまっていたことを告げると退溪できる場所だったのでそのまま退溪されました。
私もその場で1時間ほど流れを眺めてから同じ退溪点から退溪することにしました。
ベースに戻ってからは、着替えもせずとりあえず生ビールで今年もこの地に来れたことを祝して独り祝杯をあげました。(笑)
風呂で汗を流した後は周りの山を眺めながらいつものカレー&生ビールの夕食です。
夕食後部屋に戻ってゴロゴロしているうちにそのまま寝てしまいました。
明日は、たくさん歩く渓に行く予定です。
by ichi_nobu
| 2013-08-23 19:06
| 【2013年 釣行記】