2010年 10月 14日
2010,10,12 (火) 大尻沼
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天気: 曇りのち晴れ
気温: 12℃(7:30)
水温: 14.0℃(8:30)
風 : 時々強い
時間: 8:30~17:00
夏休みの振替で10日・11日・12日と3連休となっていて、初日は竹竿の製作。2日目は家でダラダラ&ちょこっとタイイング。
そして3日目は釣りに出かけるのだ~!
前日何処へ行こうか天気予報とにらめっこ。
う~ん、どこもあまり芳しくないけどとりあえず群馬方面・・・大尻沼かな?
でもって前日の夜に一応予約を入れるとすんなり大丈夫とのこと。^^
行く場所も決まったことだしカメムシフライなんぞを5本ほど巻き足してから早めに就寝・・・
久々の早朝出発で、高速道路を沼田に向け走っていると夜が明けてきます。雲が低く垂れ込めているみたいだけど天気は大丈夫なのだろうか?雨の中ボートの上での釣りは勘弁して欲しいものである。できれば晴天の中で色づき始めた紅葉を眺めながらのんびりとフライ・フィッシングを楽しみたい。ポッカリとカメムシ・フライを浮かべてね♪^^
そんな願いも虚しく・・・受付の環湖荘がある丸沼に到着すると今にも雨が降り出しそうな空模様・・・気温も12℃とえらく寒く薄着で来たことを後悔することに・・・まぁ、釣り場ではウェーディングジャケット羽織って釣りしましょう。^^;
受付時間まで間があるので丸沼の釣りを眺めることに♪^^
早朝から湖に立ち込み一心不乱にキャストを繰り返すフライマンを見ていると沸々と釣欲が沸いてくるのが解かります。受付を済ませ即行で大尻沼に移動してボートを漕ぎ出します。受付で今日の予約を確認するとボート5艇とのこと。
ボート乗り場から時計回りにボートを漕ぎ出し木の枝が湖面に覆い被さるポイントでアンカーを降ろします。早速ドライフライを結び岸際に沿ってフライを打ち込んで行きますが、ピチャリとも反応がありません。(汗)
おおらかなドライでの釣りを楽しみに来たのですがこれは結構手こずりそうな予感が致します・・・
あまりの反応の薄さにライズを探して辺りをキョロキョロしながら沈めちゃおうか?などと考えているとフライを見失ったことに気付きます。
さらにラインがゴンゴン引かれちゃってます。慌ててラインを引きロッドを起こすもイヤイヤする首振りの感触だけを残してあえなくライン・ブレイク・・・
あちゃぁ~やっちまったよ・・・考え事なんかしてないで釣りに集中しましょう!
しかしその後もドライに対してはまったく反応無し・・・(汗)
ライズもほとんど見られず、たま~にライズするのは湖のど真ん中辺り・・・あんな超散発のライズなんて狙えません。^^;
いつもなら表層付近を泳ぐ鱒の姿を確認できますが、今日はまったく魚影を確認することさえ出来ません。う~んハズレの日に来ちゃったのかしら?
て、ことで沈めることに(笑)
沈めたところですぐに反応が得られる訳でもないのですが、ドライでバシバシ水面叩いて場荒れさせちゃうよりは幾分マシかもです。^^;
釣り始めて1時間以上が経過してやっと最初の1匹目が掛かります。30cmほどのココでは小振りなニジマスですが、これだけ反応が無い時間が続くと嬉しくて仕方ありません。思わず頬擦りしたくなっちゃう。(笑)
最初の1匹目が釣れたあとはポツポツと釣れ出してくれるようになりました。
でも、サイズは一向に上がらず30~35cmくらいのニジマスばかりです。どうやら最初にラインブレイクやらかしてしまったヤツが1番大きかったみたいです。(汗)
それでもようやく40upが掛かってくれハンド・ランディングに持ち込みイザ撮影って時に暴れられてティペットがプチッ・・・湖底に向かってゆっくりと姿を消してしまわれました。(涙)
・・・やっぱりネット使った方が良いかな?(大汗)
しかし、その後もネットを使うサイズはまったく釣れず本日のアベレージサイズを数匹追加したところでランチ・タイムです。だいぶ風が強くなってきたので一旦ボート乗り場に接岸しボートを安定させてからカップ・ラーメンのお湯を沸かします。
しっかし、驚くほどライズがありませんねぇ~
どうやら今日は、せっかく巻いてきたカメムシフライの出番は無さそうです。(悲)
あまり釣れる気もしないので1時間ほどランチ・タイムを楽しみます。もうこのまま帰ろうか?でもせっかく来たんだし・・・
釣れる気がしないのに沖までボートを漕ぐのは正直しんどい・・・ボート乗り場のワンドの中でやってみましょう。
それならすぐに帰れるしね!(笑)
しかし、ココがなかなかの穴場?で、ちょうど風裏になっていることもあり湖面は鏡状態で鱒の魚影が目視できます。ドライ・フライを進行方向に落としてやると反応があります。でもフライの下でUターン(汗)
フライを#16まで落とすとフライを咥えてくれる魚が出てきてようやくドライ・フライで楽しめるようになりました。^^
しばらくその場で釣っているとさすがに反応が悪くなってきたこともあり移動を開始します。
しかし外洋(笑)に出ると風が強くなかなか釣り難く、アンカーを降ろしたボートも風に煽られジリジリと移動してしまう始末です。それでもドライ、ニンフで数匹のニジマスが遊んでくれました。^^
陽射しが傾き始めると日陰の部分は寒く感じられますが、午後の遅い時間からようやく青空が広がり始め色づいた山に陽射しが当たるととても美しく朝とは風景がまるで違って見えることに気付かされます。
でも、寒いからボート乗り場のワンドに移動です。(笑)
このポイントは風が当たらないことに加え陽射しが射し込んでいるのでとても暖かく感じられます。^^
先ほど反応が悪くなってしまったものの時間を置いたことでまたドライへの反応が良くなっているようです。おまけに夕方になるとライズリングの輪が次第に増えてきます。ライズがよく見られるポイントにドライ・フライをポッカリ浮かべていると吸い込むように静かにフライを咥える鱒や激しく水面を弾けさせてフライを咥える鱒がドライ・フライの釣りを楽しませてくれます。^^
すっかり時間が経つのも忘れ釣り続けていると・・・気が付けばこの釣り場の終了時間の17:00です。アンカーを上げ4~5回漕ぐとボート乗り場に接岸です。(笑)
今日は午前中厳しくどうなることかと思いましたが午後からは紅葉の中でフライ・フィッシングをのんびり楽しむことができ心地よい疲労感の中で家路へと向かいました。^^
by ichi_nobu
| 2010-10-14 00:21
| 釣行記